■ ギャラリー用、大きな立絵の横にスクロールバー

吉里吉里のウィンドウから見切れてしまう絵を上下左右に動かすためのスクロールバーを作成するプラグインです。
立絵はレイヤー0に読み込んでください。

メインウィンドウのマウスホイール部分を拡張しています。
他と処理が競合しないように注意する必要があります。

又、いつもなら自分のフリーゲームに組み込んで動作確認してもらうのですが今回はまだそれがありません。

動作確認用に“lovelivelife”で使用した攻略キャラ2人の立絵を入れました。
画像の著作権は放棄しておりませんので著作者の許可無く複製・転載はおやめください。

・キー操作:未対応
・マウスホイール:対応

スクロールバーを表示中は履歴が表示されません。

スライダーバーの大きさや位置、色等の指定はscrollbar.ksの662行目〜674行目にまとめました。

属性必須?説明
forevisible no true または false 表画面に縦スクロールバーを表示するか設定します。
backvisible no true または false 裏画面に縦スクロールバーを表示するか設定します。
hforevisible no true または false 表画面に横スクロールバーを表示するか設定します。
hbackvisible no true または false 裏画面に横スクロールバーを表示するか設定します。

[call storage="scrollbar.ks"]

↑このように、first.ks等で一度だけコールして下さい。

[scrollbar hforevisible=false forevisible=true]

↑表画面に表示。layer0に何も読み込んでなくても大丈夫です。
ただし、前景レイヤの数は1以上にしてください。
↓systemフォルダのConfig.tjsから抜粋。

// ◆ 初期状態の前景レイヤの数
// 必要なければ 0 を指定してかまいません。
// 数が多いと速度が低下したりメモリを消費しますので、必要以上に大きな数を指
// 定しない方が良いでしょう。
// laycount タグでシナリオ内でも変更できます。
;numCharacterLayers = 3;

[backlay]
[image layer=0 left=0 top=0 page=back storage="立絵.png" visible=true]
[scrollbar hbackvisible=true backvisible=true]
[trans method=crossfade time=1000]
[wt]

↑一緒にトランジションで表示。
leftとtopを下記の様に設定すると、画像を読み直した際に位置がリセットされません。
left=&scrollbar_object.Fscrollbar.target.left
top=&scrollbar_object.Fscrollbar.target.top
kag.fore.layers[0]の値をimageタグの引数にするとエラーが起きます。
※ただし、スクロールバーがあるべき範囲を超えないように画像の位置をプラグイン側が調整します。

あと、両方表示させた場合にマウスホイールすると両方動くようにしたのですが、
それが嫌な場合は902行目以下にあるマウスホイール時の処理を修正して下さい。
if (scrollbar_object.foreSeen)の終わりでreturnすると上下のみになります。